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お手紙:お母さま(代読:松川みゆさん)
ここちゃんへ
ここちゃん、16歳おめでとう!ここちゃん自身も、ママも、16歳になる日をこんなに待ち望む日が来るなんて、SKE48に加入していなければなかっただろうなと思います。
ここちゃんがお腹に来る数ヶ月前に悲しいことがありましたが、ここちゃんがお腹に来てくれて、幸せな妊娠生活を送ることができました。しかし、ここちゃんが生まれる2日前に心電図に異常が見つかり、「心臓に病気があるかもしれない」と言われ、即入院となりました。
生まれた瞬間に自発的に泣いてくれるかどうかを心配されました。また不安がよぎりましたが、生まれて元気いっぱいに「おぎゃー」と大きな声で泣いてくれたのを、昨日のことのように思い出します。
5歳くらいまでは体が弱く、約20回も入院して病院の常連さんでした。「健康第一」という言葉は、そこから来ているのかなと時々思います。
女の子のアイドルが大好きな姉ねの影響で、アイドルごっこに付き合わされているうちに、アイドルになりたいと思うようになったのかな。
6歳になったくらいにすっかり元気になったここちゃんは、病気とも無縁になり、ママや姉ねをファンや司会者にして、毎日アイドルごっこをしていましたね。初めて受けた小学5年生、10歳の時のSKE48のオーディション。最終審査後、夕方暗くなってきた入口で迎えに行ったら、佇んで「だめだった」と一言発して泣いたここちゃんの姿を、今でも忘れることができません。ママはその時、明るく振る舞いましたが、胸が締め付けられました。その時、ママは中学3年までは諦めずに、ここちゃんに色々なオーディションを受けさせようと決めたんだよ。
「そろそろアイドルのオーディションはラストチャンスかな。」と、ここちゃん本人とも話して挑んだ12期生オーディション、そして合格。
周りにSKE48になると言えないまま、中学3年の夏の終わりに、合格から1ヶ月半で長野から引っ越してきたけど、新しい学校に馴染めず、辛くて泣いてばかり。ダンスも歌も未経験で、さらに泣いてばかり。毎日事務所へ行き、練習の毎日。怪我も辛かったし、帰宅しても夜中まで鏡の前で練習の毎日。それを見ていたママも、何度も一人で泣きました。
ここちゃんは自分で乗り越えたし、同期のみんながここまで支えてくれたよね。
先輩方にも可愛がっていただいたり、毎日会うのが楽しかったことを話してくれるのを、ママは嬉しく聞いています。本当にありがとう。これからも、いっぱい笑って、悔しい時は泣いていこうね。
さて、待ちに待った16歳になりましたね。今まで以上に気持ちを引き締めて、練習を重ねて、活躍の場が増えることを願っています。
最後に、運営スタッフの方々、劇場スタッフの方々には、娘が日々お世話になり、そして今日このような時間を設けて頂いたことに感謝しております。一緒に出演していただいた先輩、同期のみなさん、ありがとうございます。そして、16歳の生誕祭を準備していただいた生誕委員の皆様もありがとうございます。あまり感情表現が分かりにくく、静かな娘ですが、それを私以上に理解して日々支えてくださっている娘のファンの皆様、ありがとうございます。まだ始まったばかりの娘のアイドル人生、これからもファンの皆様と一緒に、私も長く歩んでいけたら嬉しいです。今後も宜しくお願い致します。
大変長くなってしまいましたが、ここちゃん、あなたに関わってくれている全ての方への感謝を忘れないでね。
ママより
生誕祭スピーチ 伊藤虹々美さん
まずは、このような素敵な生誕祭を開いてくださった皆さん、そして劇場に足を運んでくださった皆さん、配信でご覧の皆さん、そして一緒に出演してくれたメンバーの皆さん、ありがとうございます。
お手紙はお母さんからだったんですけど、手紙にも書いてあった通り、私は小さい頃からアイドルに憧れていて、初めて受けたオーディションがSKE48 10期生オーディションで、小学5年生の10歳の頃に受けたんですけど、結果は3次審査で落ちてしまって、本当に悔しかったことを今でも思い出します。
中学3年生の春に受けたSKE48 12期生のオーディションは、受験の時期と重なっていたので、自分の中ではラストチャンスと思ってオーディションを受けました。結果は無事に合格で、今SKE48で活動できていることがすごく幸せです。
活動は想像以上に大変で、悔しいこともあれば楽しいこともたくさんあります。「制服の芽」公演が始まると聞いて、初日メンバーを決めるテストがあったんですけど、本当に頑張って練習して、無事に初日メンバーに選んでいただけて、ステージに立てたことがすごく嬉しかったです。
11期生の先輩方が昇格するタイミングで大きなポジション変更があったんですけど、私は松井玲奈さんのポジションに選んでいただいて、今まで以上に張り切っていかなきゃなと思いました。
劇場公演は他に、チーム公演にアンダーとして出演させていただいているんですけど、「愛を君に、愛を僕に」公演、「時間がない」公演、「声出していこーぜ!!!」公演に出演させていただく度に、勉強になることばかりです。そこで勉強したことを、この「制服の芽」公演にもつなげていけたらなと思っています。
来年の目標は、SKE48に必要となるメンバーになりたいと思っています。ありがとうございます。
今年以上にもっと努力していく一年にしたいです。劇場公演にもたくさん立ちたいし、ファンの皆さんにもたくさん会える年にしたいです。
改めまして、このような素敵な生誕祭を開いてくださった生誕委員の皆さん、そして日頃からお世話になっている運営の皆さん、スタッフの皆さん、そしてメンバーの皆さん、ありがとうございます。
早口で短くなっちゃったんですけど、これからも私なりの精一杯を出してSKE48で活動していくので、引き続き私の応援よろしくお願いします。
締めの言葉 奥野心羽さん
ここみんは、お母さんの手紙でもあったんですけど、15歳という年齢で色々制限がある中で、色々悩んでいる姿を近くで見てきたので……。
でも、そんな中でもパフォーマンスも自分が納得いくまで1人でずっと練習しているし、パフォーマンス以外にも、この公演の締めをいつも担当してくれているんですけど、それも本当にずっと練習していて、なんか一番近い存在だけど、そういうところはいい意味で遠い存在で、尊敬できるところだなと思います。これからも成長していくここみんの応援をよろしくお願いします。
それじゃあ、最後にここみん、お誕生日おめでとうで閉めたいと思います。




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