目次
画像
お手紙:青木詩織さん
彩夏へ、お誕生日おめでとう。
彩夏にお手紙を書く日が来るなんて、九年前のお披露目の日にはお互いこれっぽっちも思っていなかったよね。
選んでくれた生誕委員のみなさん、本当にありがとうございます。私、青木詩織が手紙を書かせていただきます。ありがとうございます。
彩夏は、加入してすぐに岐阜県のお仕事をしていて、町と二人で「瑠華の子分」っていうイメージだったよね。KⅡに昇格してからも、そんなに話す仲ではなかったけど──2020年5月26日、運命の日。何があったか覚えているかな?
かにらいくとして、ゼロポジの収録に挑んだ、そう、かにらいく始動の日だね。3人でやるゼロポジに「おしおきとあと一人、誰入れる?」ってなったとき、収録日に参加できるメンバーリストを見て「彩夏かな」となりました。今では「本当に正しい判断をしたな」と、ゆきちゃんと二人で何度も思わされています。
ここから私たちの距離もぐっと縮まって、空気感やノリが似ていることに気付くと同時に、一緒にいればいるほど、彩夏がとても真面目で、アイドルとしてまっすぐ頑張っていることを知るきっかけにもなって、ますます彩夏のことが好きになっていきました。
ちょうどそのころ、卒業を発表していた大場美奈さんから「おしちゃんを次の副リーダーにしたい」と直接お願いされました。そして「彩夏をリーダーに指名したい」とも言われました。私は自分が副リーダーという大役をちゃんとこなせるのか不安だったけど、それ以上に「彩夏がリーダーになることでどんな新しいKⅡになるんだろう?」って、これからのKⅡがすごく楽しみになって、大賛成しました。
でも、現実はそんなに甘いものではありませんでした。新しいKⅡは課題だらけだったし、私たち自身、優柔不断な性格もあって、決断するのに苦労することがたくさんあったよね。それに加え、新公演の話も現実味を帯びてきて、何をするにもKⅡのことになると、リーダー・副リーダーが関わってくる場面が増えてきました。
気づいた時には、彩夏の肌がひどく荒れていて、明るく振る舞ってくれているけど、プレッシャーやストレスを体が大きく感じているんだ、と分かりました。リーダーになることを軽く賛成し、重い責任を背負わせてしまったことを少し後悔していました。
新公演のレッスンが始まってからも、求められるのはリーダーの意見。先輩メンバーも多いし、まだ打ち解けられていないチーム内でみんなで円になって話すとき、絶対に苦しい瞬間もあったよね。でも、それを乗り越えた先に、本当に素敵な公演に巡り会えたよね。
『この「仲間」とならどこまでも行けると気付いた日から』、そんな歌詞を彩夏と一緒に笑顔で歌える日が来るなんて、あのときは思ってもいなかったよ。毎回、この曲を歌うたびに「彩夏がリーダーで本当に良かったな」って思うよ。
ここまで折れずに私たちを引っ張ってきてくれて、本当にありがとう。チームライブのセットリストも、毎回彩夏の奇抜なアイデアから始まって進んでいくし、円陣での謎発言「始まったら終わるから」…。いまだに意味はよくわからないけど、みんなの緊張が少し和らいでいるよね。
ポジションを決めるときも、いつもメンバーみんなが前に出られるように、この子にセンターをやってほしいって、そんなことを考えてくれているよね。彩夏はリーダーだし、選抜でもあるんだから、もっと自分のわがままを言って良いのに…って思うときもあるけど、それ以上にチームの雰囲気を大切にして、自分のポジションもあえて下げる。そんな柔軟さが、やっぱりリーダーとして素敵だなって、私は強く感じています。
私が卒業したらリーダーと副リーダーとしての関係は終わってしまうけど、かにらいくももう3人での活動はできません。でも、いつどんな時でも、私はあやかにの味方だし、あやかにの考えていることが正解だと思うよ。だから自信を持って 横に、あ、前に進んでいってね
「カニ」だけに。
本当にとってもとっても大好きだよ
お誕生日おめでとう。素敵な一年になりますように。
かにらいくのおしがにより。
生誕祭スピーチ:太田彩夏さん
まずは、こんな素敵な生誕祭を開いてくださった皆さん、そして劇場に足を運んでくださった皆さん、そして配信を見てくださっている皆さん、本当にありがとうございます。
まさかおしりんさんからの手紙で、カニのやつも作ってくださったんですよね、プリントして、昔書いた絵をとってくださって。
私がね、リーダーに就任して、そして副リーダーにはおしりんさんがついてくださって、本当におしりんさんがいなかったら、多分私はもうズタボロだったなって正直、ほんとそのぐらい、本当におしりんさんの存在に助けられた部分がたくさんありますし、本当にたくさん頼ってしまってるところがあると思うんですけど、やっぱりおしりんさんにたくさん助けてもらったので、今後のKⅡは任せてください。はい。
後でじっくりお手紙を読ませていただきます。ありがとうございます。
はい、ということで皆さんにちょっと気持ちを伝えたいなと思うんですけども、そうですね、23歳の一年を振り返ると、もう本当に私は正直言って充実していたなと自分の中で思います。選抜メンバーとしてたくさんのイベントに出演させていただいたりとか、ジャカルタにイベントで行かせていただいたりとか、あとは競馬、私の趣味でもある競馬のお仕事をさせていただいたりとか、ありがたいことにメーテレさんのレギュラー番組『Digった!』をいただいたり、地元のお仕事もさせていただいて、本当に自分にとって成長できるというか、貴重な経験をたくさんさせていただいた一年だなとすごく感じています。本当にこの二十三歳の一年でたくさん自分のためになった、プラスになったこともたくさんあって、本当に私の中でとても充実していたなと思っています。
あと7年ぶりにグラビアに挑戦もしました。皆さん見ていただきましたよね。そうなんですよ。あのー、たくさんの反響もあって本当に嬉しかったです。挑戦して良かったなと思いましたし、ちょっと宣伝になっちゃうんですけども、今月の9月21日に発売される『アップトゥボーイ』さんのTSUTAYA限定版の表紙を務めさせていただきますので、ぜひそちらもチェックしてくださると嬉しいです。
こうして本当に楽しいSKE活動ができてるのは、本当に皆さんの支えがあったからだなあと思いますし、時にはやっぱり悩むこととか落ち込むこともあったんですけども、やっぱり皆さんがいてくれるから、乗り越えられたなと思っています。いつも支えてくださり、本当に本当にありがとうございます。
そして、ちょっとここで二十四歳の抱負を皆さんにお伝えしたいなと思うんですけど、いくつかあるんですけども、まずは十周年の節目として、同期そして劇場デビューを一緒にしたドラフト二期生と十周年ライブがしたいです。
7期生とドラフト2期生はもう十年目になるんですけども、やっぱり先輩方が節目でライブしている姿を見てきて、やっぱり私たちもいつもこうやって応援してくださるファンの皆さんに歌いたいなって思いましたし、10年続けて頑張ってやってきたお祝いを皆さんとね、素敵な思い出をまた一つできたらなって思うので、きっと同期のみんなも同じ気持ちだと思うので、皆さんと同期と十周年を迎えられたらなと思っています。
そしてもう一つは、SKE48の選抜のセンターに立ちたいです。ありがたいことに、本当に皆さんのおかげで、応援のおかげで、10月に発売される33枚目シングルの選抜メンバーにも選んでいただきました。本当にいつも応援してくださる皆さん、ありがとうございます。
はい、もうめちゃくちゃ嬉しかったですし、MVも私のこと見つけたよって、すごくトーク会などでも報告してくださって、本当に嬉しかったんですけど、やっぱり今の現状に満足しちゃいけないなっていう気持ちがやっぱりあって、やっぱりもっとファンの皆さんの近くでパフォーマンスしたいなっていう気持ちが強くありますし、目標は大きく、上を目指さないとやっぱり私は前に進めないなと思った思いました。はい、時間がかかるかもしれないですし、高い壁だと思うんですけども、選抜にこうやってね、ファンの皆さんが押し上げてくださった分、逆に私が次はファンの皆さんを引っ張っていきたいってぐらいの気持ちで思っているので、これからも私についてきてください。嬉しいです。よろしくお願いします。
正直、悔しいなぁとか思うこともいろいろあったんですけども、やっぱり下を向いてる暇はないなと思ったので、上だけを見てどんどん前へ進んでいけたらいいなと思っております。
三つ目、最後になるんですけど、最後はやっぱり地元岐阜県がやっぱり大好きなので、地元岐阜県のお仕事を通して、SKE48の入り口に私はなりたいなと思ってます。今年の七月からFC岐阜の応援隊長に就任させていただいたり、あとは今月の9月から放送されているCCNさんのね、笠松競馬の私の冠番組を頂けたりと、めちゃめちゃ嬉しかったです。本当に皆さんのおかげです。ありがとうございます。
やっぱり自分の好きなことを、そして自分の大好きな地元でできるってのは、本当に自分にとって幸せだなというか、とてもうれしかったですし、皆さんの応援次第ではレギュラー化になるかもしれないって感じなので、ぜひ、レギュラー化を目指しているのでYouTubeも本当にたくさん再生回数があって、たくさん見ていただけたなってくださったんだなと思って、本当に感謝していますので、これからもぜひ応援してくださるとうれしいです。よろしくお願いします。
地元のお仕事を通して、SKE48を知ってくださるきっかけになれるように、SKE48に貢献できる存在に私はなっていけたらなって思っています。
最後にはなるんですけども、やっぱりいつも応援してくださるファンの皆さんの笑顔に、本当に支えられているので、私も皆さんの支えになれるように、たくさんこれからも笑顔を届けていきますので、これからもよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。
コメント