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高柳明音さんから江籠裕奈さんへお手紙 江籠裕奈劇場最終公演 チームKII「時間がない」公演 12月23日(土)

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お手紙:高柳明音さん(代読:青木詩織さん)

江籠裕奈ちゃん、
あなたは本当にここまでよく頑張りました。
すごいよ、偉いよ本当に。
今回のお手紙はいつも読んでる「ゆうなちゃん」じゃなくて、
あの頃の江籠さんって呼び方で書くね。
今じゃ誰もが認めるアイドル、優等生な江籠さんだけど、一緒にいた頃は気づけば
私の後ろにくっついてくる目の離せない、
雛鳥みたいな、なんだか危うい存在で目を離した隙にどっかを落っこちてないかなとか、
嫌なことがあって一人で泣いてないかなとか、
一緒の仕事の日の移動は決まって隣に座って次の日の仕事が同じだったら
明日一緒、嬉しいって連絡をくれて、
夜、突然、話聞いてほしいですって、涙ながらに電話が来たり、
初めてソロでステージに立つってなった時は震えてて、その手を握って大丈夫って言ってあげたり、
気づけば私親鳥と認識されてるかもと本気で思うほど目が離せない子でした。
もう23歳になったんだもんね、
2000年生まれの衝撃、
しかも今ではみんなの頼れる先輩って感じになっちゃって、
なんだか私は不思議な気持ちです。
辛いこともたくさんあったね、
なんでどうしてって答えが見つからない問題、
一緒にたくさん悩んで苦しんだね。
最初は私も必死に受け止めて解決に導いてあげようと力を尽くしたんだけど、
私にはその悩みを全て受け止められる器がなくて、どうしたらいいかわからなくて、「私、卒業することにしました。」って
私よりも先に卒業するって伝えられた時も、それを認められる言葉が見つからなくて、
これ以上ここにいて苦しい思いをするならやめるのも正しい選択なんだって思うしかなかった。
結果的にいろんなタイミングが重なって江籠さんの卒業はなくなったけど、
私が卒業することを決め始めていたから、私がいなくなった時、
このままだとこの子が壊れちゃうかもしれないと本気で思って、
他にも信頼できる人を見つけてみたらと本人に伝えてみました。
ショックを受けてたのも目に見えて分かって心苦しかったんだけど、
誰か他にも支えてくれる人が必要だ、
私がいるうちに、これも親鳥の定めだと私も心を鬼にして伝えたのを覚えています。
もう鳥なのか鬼なのかわからなくなったけど、そういった思いがありました。
そして、江籠さんはもう一人の親鳥、斉藤真木子を無事ぶつけてきました。
私はほっとしました。
最後の同期15年、選手、斉藤真木子。
あと、心の支えのきなちゃんをお迎えしたことも大きかったね。
少しずつ江籠さんの心が落ち着いていって、きなちゃん、いやきなさんにも私は大変感謝しています。
笑顔の理由になってくれてありがとうきなさん。
でもそうしているうちに、私は卒業をして気づけばあまり連絡が来ることもなくなり、
卒業を決めたことは教えてくれてたけど、卒業発表した瞬間、
私はイベント中だったんだけど着てたファンの人に江籠ちゃんは卒業発表したよって教えられて、
複雑だったしまあ、私も言わずに夜中に発表しちゃって、次の日、なんでって泣きながら怒られたっけ。
卒業公演の日も、卒業記念のソロコンサートも、
SNSで知ったし、その時にはすでに自分の仕事のスケジュールとかぶってしまっていけなくて悔しいし、
泣きたいし、もう育ての親は必要ないんだって寂しくなってる、私もいます。
でもね、私は安心しています。
あの危うかった雛鳥がこうやって大人になって、巣立ち、感慨深いです。
あの頃私を必要としてくれてた江籠さんだけど、あの頃の私にも江籠さんは必要な存在で、
私も仲良かったメンバーがみんな卒業していって一人になっていた時期だったし、
一人でも頑張るかとか思ってたんだけど、
劇場のトレーナールームで二人になった時に「誰も一緒にいる人がいないなら一緒にいよっか」って、
話したあの日から、本当に私が辞めるまでずっと一緒にいてくれてありがとうね。
2人でご飯に行ったり、お泊まりしたり、新年はおみくじを引きに行ったり、
えごちゅりでいろんな仕事をしたり、
二人でユニットさせてもらったり、
私が人に見つからないように泣いている時に探して見つけてきてくれて、
何も理由を聞かずにそばにいてくれたこともあったね。
いろんな思い出がいっぱいです。
辛い苦しかったこともあったけど楽しかった思い出もいっぱいある。
今のSKEの思い出のほとんどに江籠さんがいる、本当にありがとう。
なにより、私は江籠さんがアイドルを、苦しい思いのまま、やらなくてよかったと心から思っています。
あのまま、もしやめていたらずっとアイドルが苦しい思い出になってしまっていたかもしれない。
私が後悔していたかもしれない、だから今日まで必死にしがみついて苦しさや、悔しさを乗り越えて、
アイドル、最高って思えるSKE人生の最後を迎えてくれて本当に良かった。
たくさんの後輩にも慕われて、
ソロアイドルその決意をしたことはびっくりはしませんでした。
これからも楽しみだね、
キラキラしてるんだろうな。
一人のアイドルとして、これからもたくさんの人を笑顔に、幸せにしてね。
江籠裕奈ちゃんのファンの皆様、今回メッセージを届けられる機会を頂きありがとうございました。
ゆうなちゃんを応援するファンの皆様がこれからも、ゆうなちゃんと幸せな思い出いっぱい作れますように。
今日、仕事終わって飛び出せば間に合うスケジュールだったから行くつもりでいたんだけど、
ギリギリで仕事が増えちゃって、
本当にごめんねって書いてたら、
今まさに本人からLINEがあかねちゃん。
明日、青春の宝石、歌います、えーエモい。
泣かせるなよ、エモすぎるだろ。
昨日のソロ公演で歌ってくれてたんだよね、
ゆうなちゃんにも、
あの曲の歌詞、ぴったりだなって、私も思う。
11歳から23歳までその大きな12年間を全てSKE48に捧げたゆうなちゃん、だから私も私の大切な曲を歌ってもらえて本当に嬉しいです。
いっぱい頑張ってきたって、
自分を褒めてあげてね。
これから、卒業おめでとう&お疲れさま会、しようね、ではまだまだ書き足りないのですが、これ以上時間をもらうのも申し訳ないので、この辺にします。
これから始まる江籠裕奈、第二のアイドル人生、私も楽しみ応援してる。
本当にお疲れ様。
よーしよーしよーし、卒業おめでとう。

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