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【文字起こし】南澤恋々生誕祭2024 南澤恋々さんスピーチ お手紙:お当様(代読:倉本羽菜さん) SKE48 制服の芽公演 公演 11月2日(土)

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目次

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お手紙 お父様(代読:倉本羽菜さん)

こっちゃんへ

どす恋ボンジュール。この言葉と出会えていなかったらどんな未来になっていたんだろうと最近よく考えます。生後3ヶ月検診で先天性股関節脱臼と診断され、六カ月の時に入院。入院初日、夕方からママと付き添いを交代して初めて二人きりでの寝泊まり。その日まで母乳で育ってきた恋々が飲んだことのないミルクを受け付けてくれるのかすごく心配で、とてもドキドキしていた記憶があります。結果はたくさん飲んでくれて、夜泣きもしなかったね。お姉ちゃんは一切ミルクを飲まず、夜泣きもひどかったから、恋々はその時から手のかからない娘でした。

なぜ入院するまでミルクの練習をしなかったのかチャレンジャー過ぎたねって話すことがあります。約二カ月ほど入院しましたが、結局良くなることはなく2歳の時に手術。泣きながら手術室に向かう恋々にお姉ちゃんが泣きながら「がんばれ」って応援する姿を忘れることはないでしょう。

お腹から膝までギブスで固められた姿は衝撃的で、上半身の力を使い這って動くことしかできませんでした。自力では寝返りが打てなかったから、パパがお腹の上で少しずつ動かしながら毎日寝させていたこと、覚えてるかな。

ギブスが外れる頃には幼稚園に通うようになったけど、足の向きが内側を向いていて、歩き方が周りの子と違ったせいで嫌な思いをたくさんしたと思います。その時、辛い経験をしたからなのか、正義感が強く、曲がったことが嫌いで人の痛みがわかる娘に成長したんじゃないかなと思います。今も可動域が小さくて大変なこともあるだろうけど、普通に動けることに感謝しようね。

中学校に入学した頃だと思うけど、お姉ちゃんが男性アイドルにハマっている中、恋々はまったく興味を示さないでかわいいアイドルグループに夢中になっていました。そういえばあの頃から単推し。グッズが出ればコンプリートしたいタイプ。中でもくじ引きが大好きで、発売日には早朝からよく一緒に並びました。自分のお小遣いでは5回引くのが精一杯で、パパに「引いて引いて」とお目当ての景品が出るまで何十回も引かせたよね。パパも嫌いじゃないのでお目当てが出るまで引いちゃうんだよ。その血はパパの血、だから何も言えません。

そんな恋々が、まさかアイドルを目指すとは思ってもみなかったし、本気だなんて全く思っていなかった。確かにパパの友達が遊びに来た時に、上手くもないのにずっとマイクを話さない姿には驚いたけどね。パパが先に寝ても友達の相手をしていてくれたことに感謝します。

見方が変わったのは、SKE48の二次審査通過メールを見た時の喜び方。「恋々ってこんな喜び方するんだ」ってちょっとびっくりしちゃった。本気なんだなって。それを見て家族みんなで応援しようってなりました。恋々がいると家族の喧嘩はすぐ収まります。誰の肩を持つわけではなく平等に、誰が原因か本人に伝えて注意をするんです。こう見えて案外しっかり者。家族みんなと分かち合った合格した時の喜びは、いつまでも忘れないように大事にするんだよ。

加入してから間もなくして、研究生公演の発表がありました。十二期生の中では歌もダンスもそこまで得意じゃないのは気づいていました。「制服の芽」研究生公演初日メンバーに選ばれなかったけど、そこまで落ち込んでるようには見えなかった。最初から駄目だと思っていたんだよね。11期生の先輩が昇格してからは公演に出れるようになり、楽しくやっていたようですが、転機が訪れました。ユニットの変更です。泣いていたけど、ユニットが変わったのは恋々にとってはすごいプラスだったと思う。

今までとは別人のように、家族が名古屋に会いに行っても一緒に遊びに行かず、練習に行くようになったし、帰ってきてからも夜中までずっと練習するようになったからね。あの頃から食生活を見直したり、トレーニングもしたり、声も出るようになったり、SKE48に対しての向き合い方に変化が現れたんだよ。

恋々が活動を意欲的に続けられる理由として、やっぱりおーちゃんの存在がすごく大きいと思います。周りから見てれば、ただのファンにしか見えないもん。去年までの恋々からすれば、推しで応援したいアイドルだろうと思うけどね。SKE48に加入して一年経つし、そろそろ決断しなきゃいけないころなのかもしれない。「憧れるのはやめましょう」とは言わないけど、自分ももっと上を目指していかなきゃいけない時なんじゃないのかな。まだまだおーちゃんの背中は遠いけど、今まで以上に努力をし、この先アイドルを続けるのならあの場所までたどり着いてほしいと思うし、パパも見てみたい。ファンの方も同じことを思っているんじゃないかな。そして、後ろから追われる立場も経験してほしいと思っています。

本日は、生誕祭を開催してくださいました生誕祭実行委員の皆様、運営スタッフの皆様、今日一緒に生誕祭を盛り上げてくださったメンバーの皆様、そして何より、いつもこっちゃんのことを応援してくださっているファンの皆様に感謝を申し上げます。まさか自分の子供が48グループにお世話になる日が来るなんて夢にも思いませんでした。

名古屋で開催されました第10回世界選抜総選挙、SKE48ファンのエネルギーがすごかったことを当時会場にいた私は鮮明に覚えています。恋々なら自分の娘を安心して預けることができます。本人は現状に満足しているわけではありません。これからも南澤恋々の成長に期待して頂ければと思います。引き続き応援よろしくお願い致します。

こっちゃん、17歳おめでとう。これからも笑顔を大事にしてね。

パパより

こちらから観ることが出来ます(有料)
2024年11月2日(土) 「制服の芽」公演 南澤恋々 生誕祭

生誕祭スピーチ 南澤恋々さん

このような素敵な生誕祭を開いていただき誠にありがとうございます。 そして、お足元の悪い中、劇場に足を運んでくださったファンの皆様、生誕委員の方、DMMでご覧の皆様、そして今日出演してくださっているメンバー、スタッフさん、本当にありがとうございます。 おしりんさんと京香さんは4日の日に卒業記念凱旋LIVEがあってすごく大変な時期なのに出演してくださり、ありがとうございます。 亜柚香さんもありがとうございます。そして同期のみんなもありがとう。
お手紙はお父さんからだったんですけど、私の家族はいつも何でも協力してくれて、私の毎週のブログが面白いってたくさんのファンの方がいてくださるんですけど、あのブログはお父さんも毎週のように協力してくれ、全部自分で書いているんですけれども、それをLINEで送って一緒に何時間もやり取りしながら面白いブログが完成しているんですけれども、SNSができないから配信やブログを使って違うことをしたいって伝えたら、すごい家族が協力してくれて、南澤高校やどす恋ボンジュールができたのも家族のおかげでもあるので本当に感謝しています。いつもありがとう。
私は加入したのが15歳だったので、15歳から16歳の1年を振り返ってお話ししていきたいなと思います。この1年で大きかった出来事はまずSKE48に加入できたことです。小さい頃からお父さんの影響で48グループをずっと見てきていて、すごく憧れていた場所だったので、今自分がこの場所に立てていることがすごく不思議で、嬉しくて幸せです。
合格通知が来た時は信じられなくて泣いて叫びました。この一年で一番大変だったんじゃないかなって思うくらい大変だったことは、長野から名古屋まで通っていたことです。平日も休日もレッスンがあったので、長野の学校に通いながらで、いつも長野の学校に行って特急しなのに乗ってレッスンをして、夜行バスに乗って家族が迎えに来てくれてそこから1時間ぐらいかけてお家に帰って行ったんですけど、家に帰るのが深夜になっちゃって、そこから課題をやったりもしていたので、寝るのも遅くなっちゃって、次の日、朝、学校に朝早く起きて学校に行くのもすごく寝不足で本当に辛くて正直言って本当にしんどかったです。

加入する前はずっと長野から通う予定でいて、でもいざ加入してみたら長野の学校とこのSKEの活動を両立するのはすごく難しくて、自分で頑張って入りたいって決めた高校だったし、周りからもたくさん反対されたけれど、2年生になる時に転校することに決めました。

今は、親元を離れて一人暮らしをしているんですけれども、小さい頃はすごく一人暮らしに憧れていて、でもいざ一人暮らしを始めると何もかも自分でやらなきゃいけないのですごく大変で、家に帰っても誰もいないから相談する人や悩みを聞いてくれる人がいなくてすごく寂しいです。

自分が選んだ道だけど、なんでこの年でこんなに大変なことをしなきゃいけないんだろうって何回も思っちゃったけど、今この経験ができているおかげで両親がいることのありがたみがすごくわかって、すごくいい勉強になっているのではないかなと思います。

そしてもちろんファンの皆様が応援してくださるおかげでもあります。

あとは、「制服の芽」公演。さっきの手紙でもあったんですけど、制服の公演の初日メンバーとして出演できなかったことです。自分を甘やかしすぎて大晦日には長野に帰ってしまったのも反省点のひとつです。自分だけではなく、応援してくださるファンの皆様にも辛い思いをさせてしまいました。

私の初日となったのは、今日出演してくれてる心羽ちゃんの生誕祭なんですけど、もちろん初日に選ばれなかったことはすごく悔しかったけれど、私は本当に踊れなくて頼りにもならないけど、そんな私でもいつも仲良くしてくれて頼れる心羽の生誕祭を初日として出演できたことは、すごく嬉しかったです。

今は毎回公演に出演できているけれど、出演できることが当たり前ではないので、公演に出れることに感謝して、一回一回のパフォーマンスを大切にしていきたいなと思います。

あとは、チームのアンダーデビューをまだできていないことです。同期がどんどんアンダーデビューしていく中、全然アンダーデビューできなくて、正直すごく焦っています。でも、なかなかアンダーデビューすることができなくて、ファンの皆様にもすごく待たせてしまっていて申し訳ないんですけど、いっぱい練習して頑張るので待ってもらえたらいいなと思います。よろしくお願いします。

17歳の目標は、今すぐにでもアンダーデビューすることはもちろん、モデルのお仕事がしたいです。研究生で加入したばかりなのにモデルのお仕事がしたいって言っていいのかわからないけれど、高身長ですごくコンプレックスだったんですけど、アイドルになって高身長だから身長を生かしてモデルになりたいという目標を持つことができました。

以前、bis×AKB48グループレギュラーモデル決定戦に挑戦したことがあって、モデルになることはできなかったけど、これからこういうオーディションの機会があったら前向きに挑戦していきたいなと思っています。

研究生でSNSができないので、こういうモデルのオーディションでも何のお仕事でも挑戦して、自分のこともSKE48のことも、いろんな方にもっともっと知っていただきたいなと思っています。

17歳の目標はもっとあるんですけど、たくさん話すと長く長くなってしまうので、またどこかでいつかお話しできたらいいなと思います。

MCではすごいなんか喋ってるんですけど、本当は人前で話すことがすごく苦手で上手く話せているかわからないんですけど、今自分が思っていることはすべて伝えられたかなと思います。

最後に、「負けたことがあるということはいつか大きな財産になる」という言葉があります。自分らしく前向きに、これからも精一杯頑張っていきます。17歳の1年も応援よろしくお願いします。

こちらから観ることが出来ます(有料)
2024年11月2日(土) 「制服の芽」公演 南澤恋々 生誕祭

進行 伊藤虹々美さん 締めの言葉

こっちゃんと私は同じ長野県出身で、受かってすぐの最初の頃は、長野から愛知まで往復する毎日で本当に大変だったし、辛かったけど、なんかそんなこともあったから、特別な存在っていうか、身近に感じるものが多くて。こっちゃんは本当にみんなと話してても場をすごい盛り上げてくれてて本当に面白いから、この面白さがもっといろんな方々に知ってもらいたいなって思うし、いつかずっと二人で願ってる長野県のお仕事もいつかできるように、一緒に上を目指して頑張っていこうね。

奥野心羽さん 締めの言葉

はい、こっちゃんのいいところは本当にひたむきでまっすぐで、素直に吸収しようとすることができるところだと思っていて、それはファンの皆さんにも伝わってるんじゃないかなって思います。私とこっちゃんは3歳も歳の差があって、もう妹のような存在なんですけど、加入してから2年も大人になったんだなって思うと、すごく時の流れの速さを感じるんですけど、これからもずっと同期だし、あの、ずっとね、年下なのは変わらないので、いつも頼ってくれるのは嬉しいので、これからも頼ってください。

こっちゃん「頼ります!」

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