SKE48は2021年2月発売の27枚目シングル「恋落ちフラグ」(初週19万6556枚)から前々作「あの頃の君を見つけた」(初週23万4600枚)、前作「心にFlower」(初週27万4744枚)と新曲発売のたびに数字を伸ばしてきた(サウンドスキャンジャパン調べ)。松井珠理奈卒業シングルの「恋落ちフラグ」では68人のメンバーが参加したが、そこから松井珠理奈、高柳明音、惣田紗莉渚、大場美奈、古畑奈和ら人気メンバーが卒業。今回の新曲参加メンバーは59人となっている。
それでも3作前の「恋落ちフラグ」に比べると初週売り上げが約10万枚もアップしているとあって「人気メンバーが卒業しているにも関わらず数字が伸びていることはありがたいです」とSKE48を運営する株式会社ゼストでも驚きの声があがっているという。
なぜセールスが伸びているのか? ゼストの田村謙典執行役員は「新曲の発売日が14周年と重なったことで盛り上がった中でのリリースとなったことがあるのでは。そしてコロナ禍でも現場でのイベントを絶やさなかったことが大きかったと思います」と分析する。
コロナ禍で48グループの売りであった握手会は開催不可能となった。しかしSKE48では飛沫防止シート越しに約2・5メートル程度の距離を取ってメンバーと会話することができる「現地でトーク会」という新曲発売イベントを継続的に実施。他のアイドルグループがオンライン中心のイベントに切り替わった中でも現場イベントにこだわったことがファン離れを防いだと考えられている。
また珠理奈卒業後、28、29枚目シングルでは10期生の林美澪(13)、今作では9期生の青海ひな乃(21)をセンターに起用した。さらに4月にお披露目されたばかりの11期生・原優寧(20)を今回、カップリング曲のセンターに抜てき。グループの若返りを積極的に進めたことで9、10、11期生ら若手メンバーの人気が上昇し、これが売り上げアップにつながったと見られている。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/242255
「恋落ちフラグ」に比べると初週売り上げが約10万枚もアップ
興味深い記事です
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