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SKE48「New Ager」MV撮影 独占密着ドキュメント ひとまず安心したのか、福岡から出てきた20歳の目からぽろぽろと涙が流れた。よほど不安だったのだろう。【BUBKA WEB】

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原優寧は11期研究生として福岡県からやって来た。お披露目されたのは今年の4月。2001年生まれの最年長。特技はバルーンアート。趣味は睡眠。電車で立ったまま寝ることができる。

お披露目当日からひと際目を引く存在だった。ダンス経験はない。隠しきれないぽんこつ感。頼りなさげなのだが、それがいい。

アイドルは好きだったが、SKE48の大ファンだったわけではない。AKB48では板野友美のファンだった。乃木坂46のファンでもある。推しは齋藤飛鳥。福岡ヤフオク!ドーム(現Pay Pay ドーム)でのライブに足を運んだこともある。

20歳を迎えていた原は、年齢制限がなかったSKE48のオーディションを受けたというわけだ。大学生だった。ファンとして楽しんでいたアイドルの世界。もう20歳だし、最後に好きなアイドルを受けてみよう。それくらいの気持ちだった。SKE48が人生で初めてのオーディションだった。

面接では特技を披露しようと、指の第一関節を曲げた。審査員の反応は無だった。気まずい空気が流れた。落ちたと思ったら、どういうわけか通過した。

最終審査にも合格するが、親孝行のためにも就職したほうがいいのではと思い直し、一度は辞退する。しかし、両親が背中を押したことで翻意。名古屋にやって来た。

11期生のレッスン動画が公開されている。原は明らかに出遅れていた。「(自分が)何をしてるかがわかんない。足どっちだっけと考えてると、もうそのダンスは終わってる」と以前、取材に答えてくれた。

レッスンの日々が続く。明らかに出遅れている自分。焦りが早足で追いかけてくる。だが、自分が情けなくて泣いたことはない。いつか追いつこうと思い、自主練を続けてきた。

原「2、3カ月前はダンスが楽しいとは思えませんでした。11期はダンス経験者が多いので、置いていかれる不安で、レッスン自体が楽しくありませんでした。今でもついていけてはないけど、少しずつダンスが楽しいと思えるようになってきて。それは成長したところだなって思います」

原は真ん中に立って踊り続けた。同期や先輩を従えて、何度も踊った。みんなが自分を見ている気がする。それなのに、踊れないなんてことはあり得ない。ファンの人をがっかりさせたくもない。何度踊っただろうか。ようやく監督からOKが出た。

まだリップシーンの撮影を残しているが、ひとまず安心したのか、福岡から出てきた20歳の目からぽろぽろと涙が流れた。よほど不安だったのだろう。

センターは孤独だ。誰に相談したところで、不安が完全に払しょくされることはない。自分一人で立ち向かわないといけない。この日、20歳のぽんこつはひとつの試練を乗り越えた。その姿はあまりに初々しく、まぶしかった。

この号が発売される頃、すでに発表になっていることがある。12月に開催される「新世代コンサート」だ。

昨年12月に東京・中野サンプラザで開催されたコンサートが、今年も行われる。

昨年は8期生以下が参加したが、今年は9期生以下になる。12月には7年目に突入している8期生は、もう新世代ではないというわけだ。今年は9期生が中心になって、リハーサルからけん引しなくてはならない。

前作『心にFlower』のカップリング曲『じゃないロマンティック』は青海ひな乃がセンターを張った。そのMV撮影に密着し、ALLで踊る姿を何度も見ていると、これが選抜でもいいという錯覚に陥った。

もちろん、選抜メンバーは別に存在するので、そんなわけはないが、それくらい『じゃないロマンティック』のメンツは魅力的に映ったし、青海がセンターで力強く踊る姿は魅力にあふれていた。

彼女たちを魅力的にしているものの正体は、若さだ。

ここで立ち止まって、時系列で考えてみる。

昨年9月、『あの頃の君を見つけた』が発売されたが、『青空片想い(2021ver.)』が収録されている。若手7名を集めたユニットだった。

同年12月に新世代コンサートが開催。

今年3月、『じゃないロマンティック』発表。

そして、『New Ager』。

これらはすべて同じストーリーの一環。一本の線でつながっている。

――記事の続き、メンバーコメント、独占アザーカットは発売中の「BUBKA11月号」で!

https://www.bubkaweb.com/2022/10/46993/

ゆうねさん🥺
センターは孤独ですよね

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