SKE48チームKⅡ「RESET」公演にて開催された北川愛乃さんの生誕祭(2026年3月27日)。
怪我からの復帰という大きな節目の中で語られたスピーチ、そして佐藤佳穂さんからの温かい手紙に、会場は感動に包まれました。
これまでの葛藤やリハビリの日々、そしてこれからの決意まで――“今の北川愛乃さん”の想いがまっすぐに届けられた生誕祭の模様を全文でお届けします。
出演メンバー
池田楓 伊藤実希 井上瑠夏 奥野心羽 鎌田菜月 北川愛乃 雲井紗菜 倉本羽菜 佐藤佳穂 篠原京香 松本慈子 久保田怜
生誕祭スタート




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お手紙:佐藤佳穂さん




愛乃へ。25歳のお誕生日おめでとう。
こうして一緒にお誕生日をお祝いできて、すごく嬉しいです。
同じチームになって、特に最近はよく一緒にお出かけしたりして、一緒に過ごす時間が急に増えたね。私的には、研究生だった頃の同期と過ごせる大切な時間を取り戻しているような感覚で、愛乃といると本当にいつも楽しいです。
「大阪城行きたい」って言ったら付いてきてくれるし、「神座好き」って言ったら神座好きになってくれるし。夢の国に行きたいって言ってたら、なぜか私より行く気満々になってるし。いつか私がツボを売ったら買ってくれるんじゃないかと思うくらいの勢いで、全部のことを一緒に楽しんでくれる愛乃が面白くて、私も楽しませてもらってます。私と遊んでくれてありがとう。
愛乃にとって、24歳の1年はどうでしたか?
去年の8月には、膝の手術をする報告があって、今日を迎えるまで、きっとたくさん泣いた1年だったよね。前に一緒にお出かけしたときに、「きっとまた公演で踊れる日が来たら、嬉しくて泣いちゃう気がする」と話していたけれど、今、愛乃から見えてる景色は、どんな風に輝いていますか?
隣を見たら、愛乃が同じステージにいること。劇場の客席からファンの方が「よこにゃんコール」ができること。当たり前だった日々をまた叶えてくれているのは、全部愛乃で。リハビリの辛さも一人で全部背負って、たくさんの不安と戦いながら、きっと耐えてきたんだよね。笑顔でまたステージに立っている姿を見せてくれてありがとう。私のほうが嬉しくて泣きそうだったよ。よく頑張ったね。
まだ少し制限がある中でのパフォーマンスかもしれないけれど、愛乃の体幹がしっかりしていて、踊り方が丁寧で、ターンが綺麗なところ。今まで愛乃が積み重ねてきた全てが、今もずっと輝き続けてるのって、10年間変わらずに努力し続けてきた時間があるからこそだと思うから、過去の自分も大切にしてあげてね。
私たちが今いる場所って、なかなか報われないことのほうが多い世界かもしれないけど、愛乃が前を向いて頑張っている姿に救われてきた人がいると思うし、近くで見ていた私もたくさん勇気をもらってたよ。
25歳は、一緒にたくさん笑おう。ファンの皆んなと楽しいこといっぱいしようね。万バズしてたガンプラもじっくり組み立てて、積み女になってね。ジタバタもがいて生きていこう。
改めて生誕委員の皆様、私にお手紙を任せてくださりありがとうございました。私も書きたいと思っていましたし、愛乃にも「佳穂からの手紙でしょう」ってバレバレでした。
愛乃、改めておかえり。
チームKII 8期生の佐藤佳穂より。
北川愛乃さん生誕祭スピーチ







はい、まずは生誕祭を開催してくださった生誕祭の皆様、足を運んでくださった皆様、配信から見てくださってる皆様、今見えてないけど、思い届けて応援してくださってる皆様、本日は本当にありがとうございます。ありがとうございます。
そして、たくさんお待たせしてしまいました。今私がここに立ててるのも、休演中に私のポジションに入ってくれたり、アンダー出演してくれたり、メンバーやスタッフさんがたくさん支えてくれて繋いでくれたから、今ここに立てています。メンバーやスタッフの皆様も本当にありがとうございます。ありがとうございます。そして、待っててくれて、本当にありがとうございます!
はい、あのー手紙、予想バッチリ当たってました!イェーイ!かほ、今年はかほからなんじゃないかなって思ってたんですけど、かほと本当に同じチームになってから、一緒にいる時間が増えて、舞台「推し武道」でももうずっと一緒にいましたし、特に私が足の怪我で入院してるときに、そのときはもう本当に自分自身が弱ってて、絶望的な日々だったんですけど、そのときに毎日のようにたくさん連絡くれて、たわいもない話もねたくさんして、気も紛らしてくれて、本当に助けてもらいましたし、今もたくさん支えてもらってます。
だからかほとね、こうやっていっぱい一緒にいれる時間が増えて本当に嬉しいし、これからも私にとってすごく自然体でいれて、自分の素直な気持ちも言えて、こんな全然わからないこといっぱいな私を受け止めてくれて本当に心の支えなので、ずっと一緒にいてね。お願いします。手紙も本当に嬉しいし、生誕祭の皆様も頼んでくださって本当にありがとうございました。ありがとうございました。
はい。えっと今からちょっと足の話を、私自身も、結構重たい話になっちゃうかなと思って、言うのもすごく、勇気がいるんですけど、こう、やっぱ真剣に皆様も応援してくださってるので、やっぱちゃんと伝えたほうがいいなと思って、はい、ちょっと話させていただきます。
9年間踊り続けてきた積み重ねで、少しずつ右膝の半月板に傷ができちゃって、毎回踊ると、ちょっと腫れてるかな、痛いな、って思う程度で数日経つと治ってたんですけど、去年のSUMMERTOURの仙台公演のときに、半月板が裂けてしまいました。
診察の結果、手術してください、手術しても以前のようには全力で踊れないかもしれませんって、最初に言われてたときは、なんかまさかそんなことになってると思ってなかったので、もう本当にショックで、信じられなかったんですけど、入院もリハビリも手術も想像以上に大変なことが多くて、でもそれ以上に今の状況とか、これから先のことを考えると、メンタルのほうが追いつかなくて、踊れない私はSKE48に必要ないんじゃないかなって、卒業何度も考えました。
でも、先が見えない毎日があったんですけど、でも、怪我をして、怪我をしたから、いろんな自由がなくなったときに、当たり前のことがどれだけ幸せで、ありがたいことなのかを痛感して、術後は移動も着替えるのもお風呂も、何をするにしても誰かの手を貸していただいてました。だから、自分でいろんなことができて、毎日ご飯が食べられて、寝る場所があって、お仕事させていただいて、それがどれだけ幸せなことなのかを、改めて感じれる時間になりました。
忙しくて大変な毎日過ごしてると忘れがちになっちゃいますが、当たり前のことが当たり前じゃないんだなって気づけたときに、いろんなものの見え方が変わって、日々たくさんの幸せを感じることができました。
そして休演中も支えてくださる皆様に、本当に助けていただいて、SNSのコメントもですし、直接お会いできたときに、かけてくれた心温かい言葉も本当に救われました。スタッフの皆様も私の体第一に考えて動いてくださったり、そばで支えてくれる家族も、心配して連絡くれたメンバーも、皆様の支えがあったから今もアイドル頑張ろうって前を向けました。
怪我をして失ったものも多いかもしれないけど、怪我をしたから出会えた皆様もいらっしゃって、怪我をしたから知れた知識もあって、得たものも本当に多くて、たくさん迷惑をかけてしまったことは本当に申し訳ないんですけど、今回の怪我は自分にとっていい経験だったんじゃないかなって思ってます。この経験を活かして、少しでも怪我するメンバーを減らせるように、私ができることってあると思うので、伝えれること伝えて、少しでも役に立てるように頑張ります。
で、今回、劇場復帰させていただいたんですけど、診察の結果、まだ連続での出演の許可は下りてなくて、足の状態を見ながらやらせていただく形になってます。今日もね、ちょっと出れてない曲もあって、いっぱいコールしてくださってるのに、本当にもどかしくて申し訳なかったんですけど、でも次は絶対にフルで毎公演、出演できるように頑張るので、皆さん、もうちょっと待っててください。
で、25歳の目標は、アイドルやってるので、やっぱ夢を語れるアイドルでいたくて、たくさん考えたんですけど、正直今の自分にできること、やりたいことがわからなくて、たくさん悩みました。唯一思えたことは、私はSKE48なので、また全力でパフォーマンスがしたいです!
8期生は今年で10周年を迎える年なので、単独コンサートも叶えたいですし、チームKIIも大好きなので、単独ライブやツアーなどもやらせていただけるためにも、OneGemも!また全力でパフォーマンスできるようにリハビリも引き続き頑張ります。
怪我をしてより今この時間が本当に大切だなって感じてます。いつ何が起きるかわからないからこそ、アイドルでいられる今の時間を大切に噛み締めながら、ファンの皆様にもっとわくわくしていただけること、たくさん届けていきます。
ファンの皆様の生きる希望に、明日も頑張れる活力になれることが、私のアイドルやってる中でのずっと目標なので、私自身が悔いなく思いっきり楽しんで、今を精一杯生きていきます。そしてたくさん支えていただいた愛を返していけるように、これからも皆様、一緒に歩んでください。
本日は最高の生誕祭を開催してくださって、本当にありがとうございました!
締めの言葉 伊藤実希さん





この、怪我でお休みされてた期間に、心残りというか、すごい悔いが残ってることがあって。
私はよこにゃんさんから見て、後輩だし、年下だから、なんだろう…。やっぱり人って、全部の痛みとか、苦しさとか、全部がわかるわけじゃないから、なんだろう…。
なんか、どう言葉を掛けていいかをずっと悩んでて。悩んで悩んでたら時間が過ぎちゃって。SNSで「これができるようになりました」「あれができるようになりました」っていう報告を見て、嬉しい気持ちになって。
でもなんか、すごい支えたいって思っても、力になりたいって思っても、なかなかそれを行動に移せなかったのが、すごいずっと心残りで。
サマーツアー、途中で怪我されて、お休みになって、全部KIIのみんなと回れなくて、それもすごい心残りで。ダイヤモンドホールであったKIIの冬のライブで、やっぱりよこにゃんさんと一秒でも長く、一曲でも多く、ステージに立ちたかったから、「どうですか?」ってマネージャーさん通して聞いたら、快く受け入れてくれて。
なんだろう、「微笑みのポジティブシンキング」とか、一緒に歌えてすごく幸せでした。
これからは、病院とかではメンバーがすぐ近くにはいられなかったけど、今こうしてKIIのメンバーがみんなすぐ近くにいるし、こうしてファンの皆さんもたくさん、今日の日を待ってたし。
よこにゃんさんのことが本当にみんな大好きなので、力になりたいので。こんだけメンバーいたら、嬉しさとか、楽しさとか、二倍三倍って、十三倍ってもっとみんなで共有できると思うので。
KIIは楽しいことが大好きなメンバーでいっぱいなので、みんなでよこにゃんさんと一緒に、楽しい時間を過ごしていきたいです。改めて、お誕生日おめでとうございます!
じゃあ最後に、よこにゃん、お誕生日おめでとうで締めたいと思います! 皆さん、大きい声出せますか!?
いきます! せーの!
「よこにゃん! お誕生日! おめでとーー!!!」
(北川愛乃:ありがとー!)
2026年3月25日(水) チームS「僕の太陽」公演 坂本真凛 生誕祭
締めの言葉 鎌田菜月さん




愛乃、涙は拭かなくていいのかな?すぐ帰ってくる?大丈夫?。
はい、ということで今日は北川愛乃ちゃんの念願の復帰公演、そして生誕祭でしたが、すごい改めて愛乃の言葉を聞いて、今の愛乃にしかない言葉の重みってあるし、きっと今の愛乃の気持ちだからこそ響く人がいるっていう意味で、こういったものもアイドルとしてステージで一つ昇華できるっていうのは、すごく改めてこの劇場があるありがたみっていうのを、愛乃のことだけど自分のことのようにすごく感じてました。
そして今日、このステージに戻ってきたいって気持ちは誰よりもきっと本人が強かったと思うし、ファンの人たちがずっと待っててくださってたと思っていて。
人間、信じることにも体力が必要で、希望を持ち続けることにも体力が必要で、それが突然折られてしまったときって、どうすればいいかきっとわかんなくなっちゃうときって人生でやってくると思うんですけど、そういったときに愛乃がSNSで更新してたときとか私も見てて、ファンの人がすっごく温かいコメントを掛けてくださってたりとか、そういう人たちがいるっていうのは本当に本当に恵まれていることだし、だからこそ焦っちゃう気持ちもあると思うし。
愛乃はきっと今でも「もっとやれる」とか、色んな、まだきっと完結はしてないものだと思うんですけど、その未熟さっていうのも私たち一人ずつ持ってるものだと思うし、それが今愛乃は怪我なだけであって。私たち一人一人が持ってる未熟さ、そしてちょっと脆い部分、それも含めて愛してもらえるアイドルっていう職業を、心から愛おしいと思います。これからもこのホームの劇場に立つこと、何よりも誇りを持って、また劇場でお待ちしていますので。皆さんこれからも、今日このステージに全員がいるわけではないですし、研究生の子も一緒に立ってくれています。でも、皆んなでこの劇場に立ってる、そしてお客様が来てくださることが私たちの何よりの誇りです。
これからもKIIへの応援、よろしくお願いします。
最後
管理人のひとこと
正直、ここまで重みのある生誕スピーチはなかなかないなと感じました。
怪我という現実と向き合いながら、それでも「また全力でパフォーマンスしたい」と言い切る強さに、胸を打たれた方も多いはずです。
当たり前が当たり前じゃないと気づいた経験、支えてくれた人たちへの感謝、それを全部言葉にできるのが北川愛乃さんのすごさだと思います。






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